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脱臼

このページでは、外れやすいといわれる肩関節をはじめとする脱臼について、その仕組みやセルフケアで実践したい治し方などを紹介します。

強い衝撃が原因となる外傷性脱臼の仕組み

脱臼をして腕を固定している男の子のイラスト

脱臼とは関節が外れる怪我ですが、関節は骨と骨とがスムーズに動作できるよう組み合わさっている部位であり、周辺には動作を制御するための靱帯などもある重要なパーツ。外れた関節を戻せばいいという簡単な怪我ではないことを知っておいてください。

スポーツ障害における脱臼は外部からの衝撃が原因となるため、外傷性脱臼と呼ばれています。関節が完全に外れてしまった状態が脱臼で、一度外れた関節が元に戻るケースを亜脱臼といいます。

人間の関節の中でも特に脱臼しやすいのが肩関節上腕骨頭というボール状の大きな骨に対して、肩甲骨の関節窩という小さな受け皿が肩関節の自由な動きを可能にしています。自由度がある分、強い衝撃を受けると、受け皿から丸い骨は容易に外れてしまうわけです。

専門の医療機関での治療が不可欠な脱臼の治し方

脱臼した場合、もしくは脱臼が疑われる場合、素人が元に戻すようなことはせず、必ず専門の医療機関で診断を受ける必要があります。関節が外れているだけなのか、神経に損傷はないのか、きちんと調べた上で適切な処置をしないといけないので、レントゲンやCT、MRIなどによって関節の状況を詳しく調べるケースもあります。

なお、現在の脱臼の整復方法は、一気に行うのではなく時間をかけるのが主流となっています。肩関節なら手首に重りをつけて引っ張ったり、仰向けの患者の上手を少しずつ上げていくといった方法があります。治療時以外は三角巾などで腕を固定しますが、固定する方向も脱臼の仕方によって異なるので、専門知識が欠かせません。

整復による脱臼の治療可能な期間をオーバーしないための注意点

素人が外れた関節を無理矢理ハメ込もうとするのはNGですが、脱臼した状態で適切な治療を行わず時間が経ってしまうと、脱臼の整復は難しくなり、手術が必要となってしまいます。一般的には、脱臼してから2~3週間の間は整復が可能といわれていますが、最初に診断を受けた医療機関が脱臼を見逃してしまったりすると、整復すべき期間をオーバーしてしまうわけです。

肩を脱臼した時の応急処置

脱臼の症状を和らげ悪化させないためには、応急処置を行うことが大切です。
適切な処置を施せるよう、応急処置の方法を把握しておきましょう。ここでは、自分でできる治し方をいくつか紹介します。

動かないようにする

脱臼している肩を動かしてしまうと負担が大きくなり痛みが悪化してしまいます。なるべく動かさないよう、もう片方の手で支えてください。さらしなどの道具を使って固定することも効果的です。

自分で行う治し方

  • 高いベンチがある場合
    ベンチにうつ伏せになり、脱臼している方の手を脱力させて下方向に伸ばします。できれば4kg前後の重りで押さえ、10分ほどそのままの状態を維持してください。
  • 低い椅子しかない場合
    脱臼していない方の手を椅子につき、脱臼している方の手を垂直方向に脱力して伸ばします。うまく脱力できるほど治る可能性が高くなります。
  • 上記のように応急処置をすることで治ることもあります。しかし、一見治ったように見えていてもまだ完治しておらず症状を悪化させることもありますし、脱臼がくせになることもあります。

応急処置で痛みがなくなった場合でも自己判断せず、医師にきちんと判断してもらいましょう。

 

脱臼の治し方とリハビリ

医師に診せて脱臼していると判断された場合は、きちんと治療を行いましょう。
病院ではどんな治し方をするのか、どんなリハビリを行うのか見ていきましょう。

患部の整復

脱臼の治し方にはいくつかの方法がありますが、その中でも代表的なものを紹介します。

  • 拳上整復法
    ベッドに仰向けになった状態で、脱臼している腕を医師が少しずつ動かしていくという治し方です。腕を回転させながら上げ下げしたり様々な角度に回したりしながら元の位置にハメます。場合によっては痛みを伴うため、麻酔を打つこともあります。

     

  • スティムソン法
    ベッドにうつ伏せになった状態で行う治し方です。脱臼している腕を地面と垂直に下ろして脱力させます。その状態で手首に重りをつけて20分ほどそのままにします。
    筋肉が疲れて脱力することで治すことができます。
  • 手術
    症状がひどい場合やくせになってしまった場合には、手術を行うことがあります。
    肩関節にメスを入れる「直視下手術」と小さな穴を数箇所開けて内視鏡を使う「関節鏡視下手術」がありますが、関節鏡視下手術の方が身体への負担やリスク、入院日数が少ないです。

固定

患部の整復を行った場合でも、まだしっかり治った訳ではありません。3週間前後は症状が悪化しないように固定を行うのです。
腕の負担を軽減するためにテーピングを行い、腕を吊るして重さがかからないようにします。

リハビリ

きちんと固定が完了した後は、医師の指示を待ってリハビリを行います。長い間固定を行っていると筋力が落ち、可動域も小さくなっていますが、焦らずじっくりと行うことが大切です。
無理に行うと症状の悪化にも繋がるため、医師に相談しながら行いましょう。自分でも簡単にできるリハビリ方法をいくつか紹介します。

  • ペットボトルを使う
    水が入ったペットボトルを持った状態で、肩の高さまで上げ下げして筋肉を鍛えます。負担がないよう、重過ぎない量の水を入れてゆっくり上げ下げしてください。
  • リハビリ用のゴムバンドを使う
    脇を閉じた状態で肘を直角にしてゴムを伸び縮みさせます。筋肉を鍛えて、脱臼しにくくする効果があります。

治療可能期間内で整復した場合でも、痛みが残ってしまうことがあります。これは、脱臼に伴い少なからず筋肉や関節組織の損傷が起こるためです。この損傷を改善させ、痛みをやわらげる方法としては、マッサージローションの使用が有効です。
実際にマッサージローションを使用した方の体験レポートを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

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