このページでは、関節の障害である捻挫について、その仕組みやセルフケアで実践したい治し方などを紹介します。
捻挫というと、足首や手首の怪我というイメージがありますが、意味合いとしては関節部を不自然にひねったりすることで靱帯や腱が損傷し、関節部分で内出血している状態を指します。つまり、足首や手首以外の関節でも起きうる怪我なのです。
捻挫は、その損傷状態によって以下の3レベルに分類されます。
なお、重症の捻挫だと剥離骨折や圧迫骨折などを併発することもあります。足をひねっただけと軽視せず、痛みが大きい場合はきちんと医療機関の診断を受けることをおすすめします。
痛みや腫れが軽度な捻挫の場合、セルフケアでの回復をしっかり頑張りたいところ。初期的な治療はRICE療法(安静・冷却・圧迫・高拳)で、炎症が収まるのを待ちます。このアイシングは、いわゆるコールドスプレーでは意味がなく、バケツに氷水を入れて、そこに10分程度患部を浸けるといった処置が必要です。
自分では軽い捻挫だと思っていても注意が必要となるケースもあります。例えば、セルフケアを1~2週間やっても痛みがとれず、関節部に不安定さを感じるような時は医療機関の診断を受けてください。
捻挫を長引かせない方法として有効なセルフケアとしては、マッサージローションでのケアがあります。患部の痛みや腫れをやわらげる効果に加え、血行を良くして回復のスピードを上げる効果もありますので、非常におすすめです。
このサイトでも、実際に使用した方の声を紹介していますので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。